ITECインターナショナルが販売するマトリックスエキスや、その他関連商品。
最大の特徴は、DDSが搭載されていることです。
DDS = Drug Delivery System(ドラッグデリバリーシステム)
簡単に言うと「必要なものを、必要なところに、必要なだけ届ける機能」です。
マトリックスエキスのDDSは、ハイドロゲルと、特殊なミクロカプセルリポソームに成分(GF、間葉系幹細胞培養上清液、ヒアルロン酸ファクター、コラーゲンファクター)が包まれており、お肌の必要な箇所に届けられます。
ハイドロゲルとは
ゼリー、プリン、こんにゃく、お米、スパゲッティ・・・
このようなものは、水を含んでいてとても柔らかいという特徴を持っています。
研究者はこのような物質のことを「ゲル」もしくは「ハイドロゲル」と呼んでいます。
ゲルは、小さな網目構造を持っていて、その網目のなかに水を保持することができます。
高分子未来塾より引用
ハイドロ=水なので、水を含む柔らかい物質のことをハイドロゲルと言うのですね。
そしてリポソームはこんなイメージです↓
Lypo-Cより引用
細胞よりもずっと小さいカプセルの中に成分を入れ込むなんて、本当にスゴイ技術です。
リポソームは細胞膜と同じような構造なので、体の細胞膜と融合して中身の水溶性成分が細胞に浸透しやすくなります。
マトリックスエキスは、ハイドロゲルとリポソームを合わせて使うことで、より一層DDSの機能がアップし、お肌に必要な成分がより適切なスピード・適切なタイミングで馴染みやすくなっています。
DDSは、もともとは医療分野の投薬に関して研究されてきた技術です。
私たちが薬を飲む時、有効成分が患部に届く前に消化されて効き目がなくなってしまったり、逆に薬を必要としない所で効力を発揮してしまうこと(=副作用)があります。
このような欠点を改善し、必要最低限量の投薬で最大限の効果を発揮できれば、患者さんの負担が軽減され、難病の治療にも役立つことが期待されているのです。
そんなDDSが搭載されたマトリックスエキスのことを初めて知った時、「これはスゴイものに出会ってしまった!」と思わずにはいられませんでした。
素人の私ですら感動するほどの商品なので、美容業界に携われている方にとっては、マトリックスエキスの登場がどれほどの衝撃を与えているのか、容易に想像できます。
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