マトリックスエキスの成分表示を見ると、「ヒト遺伝子組換」の文字が入ったものがいくつかあります。
詳しくは、こちらの記事をお読みください↓
マトリックスエキス 配合成分の解説①
そのため、「遺伝子操作を行っているのでしょうか?」「本当に使っても大丈夫なんですか?」といったご質問をいただきます。
2015年に化粧品表示名称が一部改正され、EGFはそれまでの「ヒトオリゴペプチド-1」から「ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1」という表示になりました。
私も初めて「遺伝子組換」の文字を見たときは気になりました。
「遺伝子組換え」と言えば、大豆やトウモロコシなどの「遺伝子組換え食品」が頭に浮かび、「よくないもの」「自然ではないもの」というイメージがありました。
しかし、マトリックスエキスに含まれている「ヒト遺伝子組換○○」は、遺伝子組換え食品(作物)とは全く異なるものです。
『遺伝子組み換えタンパク質(成長因子)』は、「遺伝子組み換え作物」とは全く違います。
「遺伝子組み換え作物(例えば、遺伝子組み換え大豆・トウモロコシ)」の場合、精製作業をせずそのまま摂取しますので、遺伝子組み換え作物から出た遺伝子が人に影響を及ぼしはしないか等の安全性に対する心配が大きく不定的な認識が存在しております。
しかし、『遺伝子組み換えタンパク質』は、人体タンパク質の遺伝子コードと一致する遺伝子を複製した後、微生物を使って培養、またはタンパク質精製技術を通じて高純度の成長因子だけを生産しています。
精製された成長因子は、人体の成長因子と同じですので、「遺伝子組み換え作物」とは全く異なります。
化学合成からバイオへ転換されている現在では「組み換えタンパク質」が大部分を占めております。
↓こちらの動画は高校生物の内容ですが、遺伝子組換えとはどのような技術で、どのような作業が行われるのか、とてもわかりやすく解説されています。
つまり、遺伝子組換え食品(作物)は、自然界では起こらない遺伝子操作を強制的に行った結果できた新しいもの。
それに対してEGFなどの遺伝子組換えタンパク質は、遺伝子組換えの技術を使って対象となる細胞を増殖させたもの。
例えばEGFは「ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1」という表示名ですが、遺伝子組換えの技術を使って大腸菌にヒトオリゴペプチドを組み込み、大腸菌から放出された大量のヒトオリゴペプチドを精製したもの、ということになります。
当然、抽出されたヒトオリゴペプチドは私たちの体内にあるものと同じなので、全く問題ありません。
また、培養のために使われる微生物は、毒性・病原性のない大腸菌や酵母などです。
同じ技術が医薬品の製造にも使われており、インスリンは世界で初めて遺伝子組換え技術によって作られた薬だそうです。
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