アイテックインターナショナルではデンタルH2(電動歯ブラシ)を用いて、以前より⻭科領域における実験・研究を行っており、現在も継続して進めております。
最新の研究結果より、食塩を用いて「塩素の比率を増やした水素水」を生成することで、口腔内での殺菌力に関して良好な結果が得られたとの報告がありました。
デンタルH2 T-Timeは元々、「水素」を生成すると同時に「塩素」を若干量増加させることで、⻭周菌に対して対策と予防を行うことができます。
研究結果から、食塩を添加し生成することで、塩素の生成比率を増加させて殺菌効果を高めることができるとわかりました。
これは、「次亜塩素酸水」を生成する仕組みと同様となり、出来上がる「塩素」は 「次亜塩素酸」となります。
「次亜塩素酸水」は⻭周病治療と院内感染予防を目的として 、全国500ヶ所以上の⻭科医院に導入されている実績もあります。
そこで、ぜひデンタルH2をご活用いただきたく、以下、具体的な作り方をご紹介させていただきます。
【デンタルH2 T-Timeを使った「塩素の比率を増やした水素水」の作り方】
●用意するもの
・食塩(※成分に「塩化ナトリウム」以外が含まれるものは使用しないでください。例:「あじしお」「岩塩」など)
・ペットボトル(500cc)、コップ
※ペットボトルは、500ccの水が計量できるものであれば他の容器でも問題ありません。
●作り方
①水道水をペットボトルに約500cc、コップに適量入れます。
※水道水は「ぬるま湯」(約30°C)がおすすめです。
②ペットボトルに食塩を入れ、「食塩水」を作ります。
※食塩の量は「一つまみ」の半分以下の量(下記写真)を目安にしてください。
※食塩量が多くなると、動作不良や故障の原因になります。
食塩を入れたら、ペットボトルをよく振って溶かします。
③「食塩水」約500ccをタンクに注ぎ入れます。
さらに、コップに入れた水道水を約100cc(タンク目盛りまで)注ぎ入れます。
④「水素」ボタンを押し、生成を開始します 。(タンクの青ランプが点灯します。)
※「水素ボタン」を押してもタンクの青ランプがすぐ消えてしまい、泡が発生しない場合は、ペットボトルで作った食塩水の濃度が高く、製品機能の安全装置が働き、停止している可能性があります。
タンクの水を半分捨てて水道水を足すか、食塩の量を減らして食塩水を作り直してからタンクに注ぎ入れてください。
⑤生成完了(青いランプがゆっくり点滅)したら出来上がりです。
「JET」でご使用するだけでなく、「うがい」にご使用いただくことも効果的なご使用方法になります。
また、下の写真のような「アトマイザー」等に入れてスプレーする使い方も可能です。
⑥ご使用後のお手入れ
食塩を使用していますので、ご使用後はタンクに水道水を注ぎ入れ、「JET」を使用してタンク内、「JET」ポンプ内に水を通していただきお手入れを行ってく ださい。
※お手入れを行わないと、乾燥によって食塩が結晶化し、破損や故障の原因になる場合があります。
●補足
「次亜塩素酸」は、もともと体の中にある物質で、白血球の中に存在します。
白血球の働きは、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物から体を守る防御作用ですが、この時、強力な殺菌効果で異物を攻撃・排除する物質が「次亜塩素酸」です。
それを化学的に作り出したものが「次亜塩素酸水」です。
次亜塩素酸水は高い殺菌力と安全性に加え、利用目的に応じて濃度を調整して使用できるのが特徴です。
そのため、私たちの生活の身近なところで使用されています。
例えば、空間の除菌・脱臭・ウイルス駆除を目的とした空気清浄機、お風呂場のカビを防止する清掃液として用いられるなど多岐にわたります。
また、最近ではカット野菜を利用される方も多いと思いますが、野菜の洗浄などでも使用されています。
ぜひ、ご活用ください。